禁煙外来で処方される薬には副作用の危険がある！？

禁煙外来で処方されるお薬は、「チャンピックス」です。


禁煙を助けてくれる、まさに禁煙したい方にとって救世主のようなお薬ですね。


製造メーカーは、ファイザー製薬でEDの治療薬などで有名な企業です。


チャンピックスの働きは、
禁煙時のイライラや気分の落ち込み、集中できないといった離脱症状を抑えてくれます。


また、タバコを吸いたいという欲求も軽減してくれます。


さらには、喫煙による満足感を抑制し、喫煙願望を弱めてもくれます。


しかもチャンピックスは、ニコチンを一切含まない内服薬で、
これまでの禁煙パッチのような置換法による禁煙方法とは全く異なります。


チャンピックスは、服用すると脳内のニコチン受容体に作用し、
ニコチンが入ってきても快感を得られるドーパミンの放出を少なくします。


ニコチン受容体は、ニコチンが多くなればなるほど、ドーパミンの放出量が増えますが、
そこにチャンピックスが入ることで、ニコチンの隙間を減らす働きをしてくれます。


このことで、喫煙してもタバコが美味しくなくなり、
タバコを吸いたいという欲求を抑え、禁煙へと導いてくれるのだそうです。


と、ここまでのところ「チャンピックスってスゴイ！」となりますが、
実は、恐ろしい副作用があるのも事実です。


副作用については、チャンピックスに限ったことではありませんし、
薬を服用する上で、珍しいことでもありません。


でも、健康な状態で禁煙を決心し、その薬に悩まされるのは辛いですよね。


このブログでもチャンピックスの副作用について、いくつか取り上げていますので、
参考にしてください。

（クリックするとその記事に移動できます♪）

・副作用　吐き気について

・副作用　心臓への負担について

・副作用　血圧との関係について

・副作用　下痢について

・副作用　便秘について

・副作用　腹痛について

・副作用　むくみや太るについて

・副作用　うつについて



個人的にチャンピックスの副作用で最も怖いと感じたのが、意識障害です。


ファイザーが提供するチャンピックスのサイトにも書いてありますが、
過去にチャンピックスを服用し自動車事故が起きた事例もあります。


さらに海外では、うつ症状が悪化し、奇異行動が見られるなど、
重篤な副作用も報告されています。


ただ、このような大きな副作用は、稀なケースもようで、
多くは、吐き気、便秘、鼓腸や頭痛といった副作用が考えられます。


またこれらにも個人差があり全く副作用の症状が出ない方もあれば、
キツイ症状がでて、飲むのを中止した方もおられます。


このように副作用が心配なチャンピックスですが、
禁煙外来にいくことで、医師と相談し進めていくができます。